藤井聡太王位は“彩りのバランス”永瀬拓矢九段は“パワーランチ”【将棋王位戦第3局】北海道千歳市で将棋も食事も真向勝負
2025年07月29日(火) 16時16分 更新
北海道千歳市では、29日から、将棋の王位戦第3局が始まり藤井聡太王位(23)と永瀬拓矢九段(32)が熱戦を繰り広げています。
お楽しみの勝負めしにも2人のセンスがぶつかります。
フタを取った手毬型の器の中に、北海道の寿都産のブリを使ったみぞれ焼き。
マグロと寿都産のヒラメを使ったお造り。
彩りのバランスがいいこちらの料理は、藤井聡太王位の勝負めしです。
一方、永瀬拓矢九段はアナゴ、焼きサバ北海道産ズワイガニの押し寿しに蕎麦のセット。
さらに追加でサーモンとホタテのタルタル仕立て、アイスコーヒーにアイスティーとボリュームたっぷりのパワーランチです。
これまでの連敗をなんとか巻き返したい意欲が伝わってきます。
29日、新千歳空港内のホテルで始まった王位戦第3局。
先手の永瀬九段が「7六歩」を角道を開けると藤井王位はルーティンの「初手お茶」からこちらも「3四歩」と角道を開けて応戦しました。
午後3時に出された「勝負おやつ」でも火花が散ります。
藤井王位が弟子屈町産のマンゴーを使ったフルーツパフェにアイスティーなら、永瀬九段は栗山町産のイチゴを使ったフルーツパフェにぶどうジュース。
将棋もおやつも真っ向勝負です。
勝負めしやおやつは、対局の会場になったホテル「ポルトムインターナショナル北海道」のテナントや空港の菓子店が手がけています。
午後6時には対局を一時中断する「指し掛け」になり、30日の夜までに決着する見通しです。