国内初「88式地対艦ミサイル」の実射訓練 地上から沖合の標的船に向け実弾1発を発射 駐屯地前では抗議活動も 北海道新ひだか町
2025年06月24日(火) 16時34分 更新
陸上自衛隊は24日、北海道新ひだか町で国内で初めてとなる地対艦ミサイルの実射訓練を行いました。
太平洋に向かって発射された1発のミサイル。
24日午後0時半ごろ、新ひだか町で撮影されました。
陸上自衛隊は24日、新ひだか町静内の射撃場で「88式地対艦ミサイル」の訓練を開始し、地上から沖合の標的船に向け実弾1発を発射しました。
国内では初めての訓練です。
訓練に際し、反対する市民団体など約40人が駐屯地の前で抗議活動を行いました。
北海道憲法共同センター 小室正範 事務局長
「この訓練によりアジアの緊張が高まったり日本が戦争当事国になったりしかねない。日本中が心配していると思うのでそれを伝えたくて抗議に来た」
訓練は29日までで、もう1発の地対艦ミサイルの発射が予定されています。