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観測史上最大12時間で166ミリの雨 半日で平年8月降水量を超える 住民は土のうを積み浸水警戒 北海道豊富町 

2025年08月26日(火) 18時18分 更新

26日は北海道北部を中心に激しい雨が降っています。



北海道の豊富町、幌延町、天塩町には土砂災害警戒情報が発表されています。厳重に警戒してください。(26日午後6時時点)

那珂英一カメラマン
「午前11時40現在の豊富町内です。非常に激しい雨が降っていまして、大きな水たまりが至る所にできています」



豊富町では午後3時20分までの12時間に、観測史上最大となる166ミリの雨を観測。

わずか半日で8月の平年の降水量を超えました。

豊富町では排水が追いつかず、国道40号線など複数の道路が冠水。



複数の川で水位が上昇し、土砂災害の危険性が高まっているとして、町内の約360世帯に避難指示を出しました。

豊富町民
「普通に給食、食べてました」
「80年以上になるがこんなのは初めて」



幌延町では住宅が水に浸からないよう土のうを積む町民も。

幌延町民
「まだ(雨が)夜に続くっていうから、だから(土のう)を積みに来た」

雨は、8月27日未明にかけても降り続く見込みで、気象台は、土砂災害や河川の増水、氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

北海道ニュース24