【日本ハム】台湾プロ野球MVPの新戦力 古林睿煬投手が23日先発デビュー《一問一答》新庄監督からは「頑張ってくれ」とメッセージ
2025年04月22日(火) 21時22分 更新

今シーズンからファイターズに入団した台湾出身の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24)。
いよいよ4月23日の楽天戦に先発し、日本プロ野球界でデビューします。
古林投手は、最速157キロのストレートが武器で、2024年シーズンには台湾プロ野球で年間MVPを獲得。
沖縄キャンプでは、台湾よりも寒い日本での練習で右脇腹を痛めてしまい、2軍で調整を続けていました。
1軍初登板の前日となる22日、報道陣の囲み取材に姿を現わした古林投手。台湾メディア20人も駆けつけました。
優勝を狙う新庄ファイターズの新たなピースとなり得るのでしょうか。
■先発前日の囲み取材《一問一答》
Q.)デビュー登板の心境は?
A.)いまの気持ちとしては、冷静で特に何もない。明日になってから何か変わるかな。
Q.)1軍で1週間準備してきた。どんな調整をした?
A.)今までやってきたものと同じ調整をしてきた。体のケアも。
Q.)技術的なチェックは何かしたか?
A.)特に大きな変化とか調整はしておらず、明日はシーズンの中の1試合という気持ちで、普通の調整をしている。
Q.)楽天の印象や警戒するバッターはいる?
A.)初めて対戦するんですけど、強い強いチームという印象は持っている。明日投げてみて、相手の打者の反応がどうか見ながら調整していきたい。
Q.)新庄監督からどんな言葉をかけられた?
A.)特に何もない。
Q.)明日(23日)の当番を言われたのは?
A.)前回2軍で登板した後。
Q.)どんな言葉だった?
A.)メッセージで言われた。通訳を通してメッセージで言われた。
Q.)言える範囲で内容を教えてほしい
A.)特別何かメッセージがあったわけではないが、「頑張ってくれ」と。
Q.)台湾メディアやファンも来ているが
A.)わざわざ来ていただいて嬉しい。来ていただいたことが無駄にならないように、いい結果を残せるように頑張ります。
Q.)あす(23日)は観戦証明書も配られるが
A.)チームの方に特別な準備をしていただいて、感謝しかないです。
Q.)どんなピッチングを魅せたい?
A.)どういったパフォーマンスというよりは、チームが勝てるようなピッチングをするのが1番なので、そこを見てもらえれば。
Q.)家族は来ますか?
A.)来ます。
Q.)台湾の皆さんに向けてメッセージを
A.)自分のパフォーマンスをしっかりするので、それを見ていただきたい。
Q.)最後にデビュー戦の意気込みを
A.)明日初めてなので緊張はするとは思うが、明日の事は考えずに、今日は今日のことをやって準備していきたい。
Q.)家族は誰が来る?
A.)おばあさんと奥さん。
Q.)2軍で投げてみて、日本の打者のイメージの違いはある?
A.)昔、台湾にいた時から日本の打者は技術が高くて、コンタクトの力もあるというのは想像と同じような感じだった。それに加えてパンチ力もある選手が多いと感じた。
Q.)ファイターズはどういうチーム?
A.)一言でいうと素晴らしいチーム。コーチ、スタッフ、選手も積極的に手助けしていただいて、そういった中で一緒にできるのは素晴らしいこと。
Q.)改めて、おばあさんはどんな存在?
A.)小さい時からいままで面倒を見てくれて、生活面とかいろんなことを頼ってきた特別な存在。
■台湾メディアからも質問が
Q.)明日登板することが1週間前から発表されて、台湾でも登板にむけて日々報道されているが?
A.)台湾のピッチャーがあんまり多くない中で、自分のパフォーマンスをしっかり見せていきたい。統一ライオンズの人や元チームメイトが応援メッセージやイベントをやってもらって感謝している。
Q.)前のチームメイトや監督がメッセージをくれたことについて
A.)ビデオメッセージを送ってもらって、日本に来ても一人ではないと応援してくれているなと感じるし、高校時代の野球をやっている友達からもきた。
Q.)2軍で調整している中で、前回の登板終わった後、1軍が決まったことについて
A.)登板日が決まった時は、比較的冷静な気持ちで普段と変わらずというかしっかり。
台湾では、23日の日本ハム戦のパブリックビューイングもあり、ファイターズファンのみならず、古林の投球に注目が集まっています。
【Bravo!Voice】#6