【名古屋場所】一山本関の千秋楽にカメラが密着「あいつら強えーよ!」終盤5連敗も3場所ぶりの勝ち越し 恒例パーティではホスト役務める
2025年07月28日(月) 16時48分 更新

北海道岩内町出身の一山本関。活躍を見せた名古屋場所の千秋楽にカメラが密着しました。
一山本関(27日・愛知)
「(記者:おはようございます!)集中してるんで。暑いっすね」
今場所の一山本関は、9日目に一番乗りで勝ち越しを決めるなど、好調な取り組みが続いていましたが、終盤は4連敗。9勝5敗で最終日・千秋楽を迎えていました。
実は、場所前に取材したときには、今場所の目標についてこんな発言がありました。
一山本関(10日放送)
「9番勝ちます!」
宣言通りの9勝。このことについて一山本関は…。
一山本関
「それは達成しましたね。「9勝します」と言ったから、今9勝なのかな。「10番勝つ」って言っておけばよかった。失敗。(言い直しますか?)10番勝ちます!これ放送されるの終わったあとじゃないですか…」
27日の千秋楽の相手は、同じく9勝5敗の藤ノ川(ふじのかわ)。
二桁勝利を賭けた一番。結果は、惜しくも敗れはしたものの、9勝6敗と3場所ぶりの勝ち越しで大いに名古屋場所を盛り上げた一山本関。
取組み終えた一山本関
「終盤怒涛の5連敗止まんなかった!マジ止まんない。あいつら強えーよ!黒星つれぇ」
「(千秋楽は)勝ちに行こうと思って、引くのではなく前に出れたので、そこは良かったと思う。来場所またしっかり頑張ります」
達成感半分、悔しさ半分といったところでしょうか。ただ一山本関の名古屋場所はまだ終わりません。
千秋楽のあとには恒例のパーティがあり、応援してくれたファンとの交流も大切な仕事です。
参加したファン
「北海道から(グッズを)持ってきました」
一山本関
「序盤中盤は調子よかったが、後半疲れが出て5連敗という結果になったが、来場所はしっかり稽古を積んでもうひとつ上の番付になれるように頑張ります」
サインや握手、記念撮影に応じる一山本関。
会場を訪れたみなさんにも、今場所の活躍について聞いてみると。
参加したファン
「去年と比べて力が増しているなというのは、テレビで見ても実感した」
「きょうの相撲も良かった。見ごたえがありました。がんばってもらいたい」
「男前なので好きです。すごく好きでファンです。(来場所は)全勝していただきたい。けがしないように頑張って」
放駒部屋東海後援会・本多誠久会長
「本当に前半は優勝するのではとドキドキして見ていた。終盤ちょっと残念でしたが、彼の糧になった場所だと思う。これからますます三役、その上にもなれるよう頑張ってもらいたい。(来場所は)2桁期待したい」
その後もゲームの進行役など、約2時間のパーティで、ホスト役をしっかり務め上げた一山本関でした。