4歳男児の行方不明から1週間 いまだ発見ならず 祖父は毎日川沿いを歩いて手がかり探す 警察と消防は増員態勢で15キロ下流を捜索 北海道旭川市
2025年06月30日(月) 16時00分 更新
北海道旭川市で4歳の男の子の行方がわからなくなってから1週間が経ちます。
男の子の祖父は、北海道放送の取材に対し「窓の鍵を開けて外へ出たようだ」と話しています。
馬場佑里香記者
「男の子のものと見られるおむつが見つかった場所から、15キロメートルほど下流の場所です。雨の中、消防がボートを使って捜索をしています」
6月23日の朝から行方がわからなくなっているのは、旭川市に住む4歳の男の子です。
石狩川の水位が下がった30日、警察と消防は、一時縮小した態勢を約80人に増やし、捜索範囲を広げました。
男の子が祖父の家からいなくなった直後の防犯カメラ映像には、男の子はズボンや靴を履いておらず、後ろを気にするようなそぶりで走っていきます。
家から約1キロ先には石狩川が流れていて、川のそばで男の子のものとみられるおむつが見つかっています。
男児の母親(24日の取材)
「(きのう)朝7時半ごろ、30分くらい寝てしまって、その時にいないと気付いた。水に興味があって、そちらに行ってしまったか。無事で帰ってきてくれたらそれでいい」
祖父は毎日、石狩川沿いを歩き、男の子の手がかりがないかと探しています。
30日の北海道放送の取材に応じた祖父は、男の子について「閉まっていた窓の鍵を開けて、外へ出たようだ。以前にも2度、窓から外に出て、警察官や近所の人が見つけてくれたことがある。とにかく活発で冒険心が強い」と話しています。
また「捜索してくれている警察と消防にありがとうと伝えたい」と感謝の言葉を述べています。