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泊原発3号機が安全審査合格 国が周辺の4町村や北海道に再稼働の理解要請 地元が再稼働に同意するかが焦点

2025年08月04日(月) 12時00分 更新

 北海道電力・泊原発3号機が原子力規制委員会の安全審査に合格したことを受け、国は、周辺の4町村に対し再稼働に同意を求める理解要請を行っています。

三國谷浩司記者
「午前9時です。資源エネルギー庁の幹部が泊村に姿を見せました」



資源エネルギー庁の山田仁 政策統括調整官は、泊村の髙橋鉄徳村長を訪ね、再稼働への同意を求める「理解要請文書」を手渡しました。



泊原発3号機は、7月30日、東日本大震災の後に定められた新たな安全基準の審査に合格し、今後は地元が再稼働に同意するかが焦点になります。



泊村 髙橋鉄徳村長
「再稼働にあたっては、安全面・防災面などの観点から信頼性の確保が何よりも重要であり、国におかれましては地元の理解が得られるよう自ら前面に立ち、しっかりと説明をしていただきたい」



理解要請を求める範囲について、後志地方の全域を対象とする意見もあるなか、国は、泊村、神恵内村、岩内町、共和町の4町村と北海道に対し要請を行います。





今後、各地域で住民に対する説明会が開かれたのち、4町村は議会などを通じて同意するか判断します。



また、鈴木知事のもとには先ほど、北海道電力の齋藤社長が訪れ、安全審査合格の報告が行われました。



夕方には資源エネルギー庁の村瀬佳史長官が訪れ「理解要請」が行われます。

北海道ニュース24