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【続報】知床半島の羅臼岳で発見の遺体はクマに襲われた男性か 遺体は親グマが駆除された場所のそばで発見 警察が身元や死因の特定進める

2025年08月15日(金) 18時21分 更新

羅臼岳登山口・15日
羅臼岳登山口・15日

北海道斜里町の羅臼岳で15日午後、発見された遺体について、北海道警察はクマに襲われた男性とみて、身元や死因の特定を進めています。

羅臼岳の標高550メートル付近では、男性の名前のカードが入った財布や催涙スプレー、血の付いたシャツに加え、腕時計やキャップ、破れたズボン、靴、ザックなどが見つかっていました。



警察によりますと、遺体は、クマに襲われたとみられる登山道から約200メートルほど離れた場所で見つかっていて、所持品は登山道と遺体の間に点在していたということです。



また、遺体には損傷があるものの、埋められたような状況ではなかったということです。

遺体が見つかった場所の近くでは、15日午後1時半ごろ、ハンターによって親子のクマ3頭が駆除されています。

クマの駆除の状況について、ハンターがメスの親グマ1頭に発砲し、逃げた子熊2頭にも発砲した後、親グマのそばで遺体が見つかったということです。



警察は、遺体を検視するなどして、死因や身元の特定を進める方針です。

北海道ニュース24