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コメの豊作を祈願する「御田植祭(おたうえさい)」始まる 北海道では作付け面積が2024年比で4%増も、農家は「すぐには増産できない」と悩み…

2025年05月09日(金) 16時46分 更新

米の価格高騰が続く中、北海道東川町では豊作を祈る「御田植祭(おたうえさい)」が執り行われました。

早乙女衣装の女性たちが、田植え歌に合わせ、「ゆめぴりか」の苗を植えていきます。



「御田植祭」は、北海道神宮に奉納する米をつくる神饌田で執り行われ、関係者らが道産米の豊作を祈願しました。



ところ変わって、空知地方の新十津川町では、田植えが始まりました。

「ななつぼし」を栽培する新十津川町の農家、林雄一さんです。

米の価格高騰を受け、北海道内の米の作付け面積は、2024年に比べて4パーセント増える見込みですが、農家にとって簡単な話ではないと言います。

米農家・林雄一さん
「長年(水田を)転作していると、水の取り口や、あぜに穴が開いているなど、手をかけないとすぐには(増産)できない」



備蓄米を放出しても、米の店頭価格は5キロで4,233円と17週連続の値上がり。



秋の新米が令和の米騒動の救世主になるのでしょうか。豊作が期待されます。

北海道ニュース24