「ノースサファリサッポロ」が30日閉園 無許可開発問題で建物全撤去方針も、118棟の建物と319の動物残る 今後の動物たちの移転先は?
2025年09月30日(火) 10時55分 更新
市街化調整区域での無許可開発が問題となった、札幌市南区の「ノースサファリサッポロ」が30日、閉園します。
「ノースサファリサッポロ」は、市街化調整区域での無許可開発が発覚し、運営会社は30日の閉園と2029年末までの建物の全撤去を発表しています。
札幌市内からの来園者
「(閉園は)寂しいという気持ちありますが、このあとの動物たちの行方も不安なところがある」
ただ、9月に行われた札幌市の立ち入り検査では、園内に118棟の建物が残されていたほか、5日時点で、依然として319の動物が飼育されていることがわかっています。
運営会社は動物の受け入れ先を探しつつ、建物は発表した期限までにすべて撤去するとし、市も引き続き指導を続けるとしていますが、課題は残されたままです。