12日から北海道福島町全域に「ヒグマ警報」捕獲状況によっては延長も 北海道は市町村に対し発表基準を説明へ
2025年07月18日(金) 09時30分 更新
男性がクマに襲われ死亡した北海道南部の福島町に対し、北海道が発表している「ヒグマ警報」について、鈴木知事はクマの捕獲状況によって警報の期間を延長する考えを明らかにしました。
北海道は7月12日から制度ができて以降、初めてとなる「ヒグマ警報」を福島町全域に発表し、クマの捕獲に向けた作業や住民の安全確保にあたっています。
警報の期間は、8月11日までの1か月とされていますが、鈴木知事は17日の記者会見で、捕獲の進捗状況によっては期間を延長する考えを示しました。
北海道は18日、道内すべての市町村に対し、ヒグマ警報とヒグマ注意報の発表基準について説明することにしていて、自治体からの意見に応じて制度の運用を見直す考えです。