【ヒグマ目撃相次ぐ】北海道清水町の畑でデントコーン食い荒らされ…近くの小中学校19日まで臨時休校 札幌・旭山記念公園付近でも目撃か
2025年09月18日(木) 18時07分 更新
ヒグマの目撃や被害が相次いでいます。
北海道十勝地方の清水町では、畑のデントコーンが食い荒らされているのが見つかり、小中学校が臨時休校しています。
17日午後4時ごろ、清水町で巡回中のハンターがヒグマの足跡を見つけ、足跡をたどると、畑のデントコーン約40本が食い荒らされているのが確認されました。
清水町は、ヒグマが付近に潜んでいるおそれがあるとして、18日と19日、小学校と中学校の臨時休校を決めました。
また、17日午後10時ごろ、札幌市中央区の旭山記念公園の前を通りかかった男性が、空き地にいる黒い動物を目撃。
約20分後にも、同じ場所で道路を横断して林に入るヒグマのような動物を目撃しました。
札幌市は、18日、公園を閉鎖して、ヒグマの痕跡を調べましたが見つかりませんでした。
札幌市熊対策調整担当係 清尾崇係長
「餌を食べているのなら話は別だが、20分も同じ場所にとどまるのは考えにくい。否定はせず、クマらしき動物として整理する」
札幌市は、19日再度調査を行い、クマの痕跡がないことを確認したうえで、公園の閉鎖を解除するとしています。