統合失調症“詐病”で入院、保険金約1365万円だまし取った疑いで33歳~41歳の男4人逮捕、うち1人は記者の問いかけに“無言”別の詐欺事件にも関与か
2025年05月29日(木) 20時17分 更新
うその診断で1300万円あまりの保険金をだまし取った疑いで、33歳から41歳の男4人が逮捕されました。
道警は、別の事件で逮捕されたグループとの関連も含め、実態の解明を進めています。
5月28日夜、新千歳空港。捜査員に囲まれ連行される容疑者を、カメラが捉えました。
・馬場佑里香記者
「武藤容疑者が新千歳空港に到着しました」
詐欺の疑いで逮捕された株式会社M’Sの自称会長・武藤健太郎容疑者41歳です。
武藤容疑者は、伊藤佳晃容疑者37歳ら男3人とともに、2021年10月頃、伊藤容疑者が統合失調症を患っていると偽り、札幌市内の病院で診断を装って入院。
保険会社から約1365万円の保険金をだまし取った疑いが持たれています。
・馬場佑里香記者
「今回の容疑については認めていますか?」
・馬場佑里香記者
「こういったことは繰り返していたんでしょうか?」
終始無言の武藤容疑者。
警察は、別の事件で武藤容疑者が会長を務める「株式会社M’S」の社員、植村裕太容疑者27歳など男5人を、特定商取引法違反の疑いで、28日、逮捕しました。
警察は、武藤容疑者が一連の詐欺事件などに関与しているとみて、実態解明を進めています。