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機動救難士と潜水士が合同訓練「どんな過酷な環境下でも」 海上保安庁は知床観光船沈没事故を受けて9人の機動救難士を釧路に配置

2025年06月05日(木) 15時58分 更新

海難事故の際、ヘリコプターで現場に駆けつけ救助にあたる機動救難士などの訓練が北海道小樽市で行われました。



一管本部の合同潜水訓練は、道内に配属されている機動救難士や潜水士、9人が参加しました。



救助が必要な人を抱えて泳ぐことを想定して20キロの重りを抱えながら泳いだり、ロープをつたって船に乗り込んだりする訓練。



さらに、岸壁とブイの間を往復500メートル泳ぐ「ドルフィン訓練」が行われ、隊員たちは互いの技術を確かめ合いました。

釧路海上保安部 巡視船えりも・中谷優麿潜水士
「どんな過酷な環境下でも活動できる潜水士になりたいと思います」



知床事故の際、救助活動の遅れが指摘されたことを受けて、海上保安庁は事故の翌年である2023年に、釧路に9人の機動救難士が新たに配置されました。

北海道ニュース24