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ハンターが猟銃を発砲するも…民家の裏山にクマ、パトロール中の警察が発見 別の民家の物置を引っかいたクマと同じ個体か 北海道せたな町

2025年08月31日(日) 11時12分 更新

警戒を強めているせたな警察署
警戒を強めているせたな警察署

30日夕方、北海道南部のせたな町の民家近くでクマが相次いで目撃されました。このうち1頭にハンターが発砲しましたが、捕獲には至らず、警察が警戒を強めています。

警察によりますと、30日午後5時半すぎ、せたな町瀬棚区北島歌で民家から約5メートルはなれた裏山で、木に登ったクマ1頭をパトロール中の警察官が目撃しました。

クマは体長約1.2メートルで、30分後に木を下りて山の方に立ち去ったため、近くにいたハンター2人が追跡。

山の中で1発を発砲しましたが捕獲に至らず、山の中に逃げて行ったということです。

せたな町瀬棚区北島歌では、この日午前9時半ごろにも、別の民家の敷地にある物置の扉をひっかくクマ1頭が目撃されていて、警察がパトロールを強化していました。

この2軒の民家は300メートルほどしか離れておらず、警察は同じクマの可能性もあるとみて、引き続き警戒を強めています。

北海道ニュース24