9月から新たなクマ駆除「緊急銃猟」がスタート 市街地出没の際、市町村判断で発砲も可能に 猟友会「安全確保の状況によっては発砲しなくてもよい」支部通知へ
2025年08月28日(木) 16時28分 更新
9月から始まる市町村判断による「市街地での猟銃使用」の課題について、札幌市や猟友会が意見を交わしました。
住宅地の中を悠然と歩くクマ。トウモロコシやスイカを食べようと畑に現れることも。
北海道各地でクマの行動範囲がヒトの生活圏にも及ぶ中、28日札幌市で市や猟友会などが「ヒグマ対策委員会」を開きました。
主なテーマは、9月から始まる新たな制度「緊急銃猟」です。
市街地にクマが現れた場合、一定の条件が満たされれば市町村の判断で猟銃を発砲できるようになります。
8月14日には市や猟友会などが訓練を行っていて、28日の会議では参加者が実施に向けた課題を指摘しました。
北海道猟友会 札幌支部 玉木康雄 防除隊長
「銃カバーをかけたまま弾倉の装着が不可能な状態で、クマと対峙する状況があった」
警察の担当者
「発生から委託まで1時間かかっている。早めに緊急銃猟の委託をできるように…」
一方、北海道猟友会はクマに襲われた際の対策などについて国から十分な回答がないとし、「ハンターや周辺住民の安全が確保できない場合、状況によっては発砲しなくても良い」との通知を29日、全道の支部に送る予定です。初山別村に出没したクマ(20日)視聴者提供
初山別村に出没したクマ(20日)視聴者提供
江差町の食害の現場(8月8日 道警提供)