クマに襲われ男性死亡の北海道福島町 最盛期のコンブ漁にも影響 安全確保のため従業員らを車で送迎 襲ったクマはまだ見つからず
2025年07月17日(木) 12時00分 更新
住宅街で男性がクマに襲われ、死亡した北海道南部の福島町では今も、襲ったクマは見つかっておらず、町民の生活に影響が出ています。
福島町は今、コンブ漁の最盛期を迎えています。
水揚げは未明に始まり、加工には、地元の高校生や近所の人たちがアルバイトで加わります。
クマの出没が相次ぐ中、作業場ではアルバイトの人たちの安全を確保するため、代表の妻が車で送り迎えをしています。
アルバイト従業員
「いつもは歩いて通勤しているが、危険なので迎えに来てもらっている」
送迎する湊あけみさん
「何かあったら大変だから、(クマが)早く捕まってほしい」
クマが目撃される時間帯は深夜から早朝が多く、新聞配達員の男性が襲われたのも早朝でした。
福島町は、警戒を呼びかけています。