ファイターズの2軍施設が札幌圏に 移転の意向を球団が表明 野球場や選手寮だけでなく、商業施設や住宅、宿泊施設なども 栗山英樹CBO「本当の意味で育成できる拠点を」
2025年07月07日(月) 15時59分 更新
北海道日本ハムファイターズが、2軍の施設を札幌圏に移転する意向を発表しました。
夢のある施設が誕生しそうです。
北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO
「本当の意味で育成できる拠点をこの北海道につくらせてもらいたい」
千葉県鎌ケ谷市にあるファイターズの2軍施設は、老朽化が進んできた上に、1軍の本拠地と800キロ以上離れているのが課題でした。
その2軍の移転先として、7日の会見では、エスコンフィールドや新千歳空港とのアクセスがいい「札幌圏を目指す」としました。
また、すでに情報交換をしている自治体として、札幌市、北広島市、江別市、恵庭市、千歳市、苫小牧市の6つのマチの名前を明らかにしました。
北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO
「ファイターズの拠点ができることで、地域が活性化したり、地域の子どもたちが夢を持てたり」
新たな2軍施設には、約5,000席が入る野球場や選手寮のほか、周辺には商業施設や住宅、宿泊施設を開発し、地域と連携してマチづくりを進めます。
会見の後、栗山CBOらは道庁を訪れ、鈴木知事に2軍の移転構想を説明しました。
鈴木直道知事
「地域に大きなインパクトを与えると期待している」
北海道日本ハムファイターズ 栗山英樹CBO
「(移転したら)僕らができることを一生懸命訴えていく。それに対して喜んでくれる量が多いマチが一番いいのかな」
新たな2軍施設はどこのマチにできるのか?
ファイターズは2027年ごろまでに計画を固め、2030年ごろ開業を目指すということです。