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テストの点数が記載の文書が廊下に放置 全教諭に聞き取るも、いつ誰がなぜ?経緯不明 ネット流出は確認されず 先月尿検査の個人情報をクラウド上に誤掲載の帯広三条高校

2025年05月19日(月) 18時50分 更新

帯広三条高校
帯広三条高校

北海道帯広市にある道立高校で、生徒79人のテストの点数が記された文書が廊下に放置されているのを、生徒が見つけました。学校は関係する生徒と保護者に説明し謝罪しました。

文書が放置されていたのは、北海道帯広三条高校です。

学校によりますと、今月13日午後5時半ごろ、3年生の女子生徒3人が、職員室前の廊下の机の上に、折りたたまれて乱雑に放置された文書を見つけました。

文書は2枚で、2年3組と4組あわせて79人の氏名と小テストの点数が書かれていました。

見つけた女子生徒から報告を受けた教諭は、すぐに回収しました。

学校は、文書が放置された経緯を調べるため、13日から15日にかけて全教諭に聴き取りをしましたが、いつ誰がなぜ放置したのかわかっていないということです。

また、全校生徒に対し、文書を見た生徒がいるか確認したところ、見たという生徒は今のところおらず、これまでにインターネットなどへの流出は確認されていないということです。

学校は、19日に当該クラスの保護者説明会を開き、謝罪する予定です。

帯広三条高校をめぐっては、4月にも尿検査の未提出者の出席番号一覧を、クラウド上にアップするという個人情報の不適切な取り扱いがありました。

校長は「関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、深くお詫びします。個人情報の取り扱いをより一層徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。

北海道ニュース24