北海道・カムイエクウチカウシ山で死亡の女性2人 目立った外傷なし “カムエク”は日本二百名山のなかでも最難関の山の１つ
2025年08月24日(日) 00時25分 更新
23日午後、北海道日高山脈にあるカムイエクウチカウシ山で、60代と70代の女性2人が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
“カムエク”と呼ばれるカムイエクウチカウシ山（北海道日高山脈 資料画像）
23日午後3時前、中札内村のカムイエクウチカウシ山で「川岸で人が倒れている」と登山者から警察に通報がありました。
警察のヘリコプターが捜索したところ、札内川の近くで倒れている女性2人を発見しました。
標高1979m
警察と消防によりますと、死亡したのは、埼玉県に住む小山千恵子さん(66）と、東京都大田区に住む亀井千代枝さん(78)の2人で、いずれも意識がなく、搬送先で死亡が確認されました。
捜査関係者によりますと、2人に目立った外傷はなく、警察は、詳しい状況を調べています。
日高山脈のカムイエクウチカウシ山は標高1979mで、登山者の間では、“カムエク”と呼ばれ、日本二百名山のなかでも最難関の山の１つとされています。