ニュース

Official Account

ハンドルやアクセルなし!自動運転バスが小樽市に登場 小樽運河や境町通り商店街など中心部3.7キロを循環 課題を検証

2025年08月18日(月) 17時45分 更新

北海道小樽市の中心部を走る小型のラッピングバス。

実は、こちら、電気で走る自動運転のバスなんです。



髙橋智也 記者
「小樽市内を走る自動運転バスです。ハンドルやアクセルはありません。」

このバスの自動運転のレベルは「2」でGPSやカメラなどで障害物や信号を検知し自動で停止しますが、緊急時にはオペレーターが手動で操作します。



乗客
「走り出しがスムーズで、こんな風に不自由なく回れるのはありがたい」
「環境の問題も考えて、こういう乗り物は理想的」



小樽市 迫俊哉 市長
「バスのドライバー不足、小樽市内でも路線バスの減便が進んでいる。実証運行を通じて実現化に向けて課題を検証したい」

今回、小樽市では運河や境町通り商店街など人通りの多い市の中心部3.7キロを循環します。

路上駐車や人通りの多い交差点への対応を検証します。



自動運転を手掛けるマクニカ 向坂友秀さん
「将来的には運転手もなしで運行できるようになると、誰でもお乗りいただけるどこでも走れるというところを目指して、自動運転の技術と実証実験を進めております」

乗客の定員は、8人で料金は無料、8月31日まで1日7便運行します。

北海道ニュース24