女子中学生がいじめを受けて自殺…札幌市へ損害賠償訴訟 両親が和解に応じる方針 謝罪と6000万円支払う和解案
2025年05月16日(金) 12時29分 更新
4年前、札幌で女子中学生がいじめを受けて自殺し、両親が札幌市に損害賠償を求めていた訴訟で、札幌市に続いて両親も和解に応じる方針を示しました。
この問題は2021年、札幌の中学1年の女子生徒が「いじめを受けた」という遺書を残して自殺し、第三者委員会の調査でいじめと自殺の因果関係が認められたもので、両親が札幌市に対し約6500万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。
札幌地裁は、4月7日、札幌市がいじめの防止措置が不十分だったと認めて謝罪した上で、6000万円を支払う和解案を提示していましたが、16日、両親の代理人が和解に応じる方針を明らかにしました。
札幌市はすでに和解に応じる意向を示していて、近日中に成立する見通しです。