「殺そうとした」自称80歳の男が同じ高齢者向け住宅に住む74歳の男性を文化包丁で切り付ける 「被害者の態度に腹が立った」警察が動機調べる
2025年04月12日(土) 09時03分 更新
現場となった北海道恵庭市の高齢者向け住宅
11日午後、北海道恵庭市にある高齢者向け住宅で、入居者の74歳の男性の頬などを切り付けて殺そうとしたとして、自称80歳の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、いずれも自称で恵庭市恵み野南1丁目に住む、無職の佐々木裕美容疑者（80）です。
佐々木裕美容疑者（80）を殺人未遂の疑いで逮捕
佐々木容疑者は11日午後5時半ごろ、恵庭市恵み野南1丁目にある高齢者向け住宅で、面識がある74歳の男性に対して、持っていた文化包丁で切り付け、殺害しようとした疑いが持たれています。
被害者は同じ住宅に住む74歳の男性
男性は右の頬や首に切り傷を負う軽傷です。
警察によりますと、男性は佐々木容疑者と同じ建物に住む住人同士でした。
「入居者同士がもめていて、刃物で刺された」と通報
犯行を目撃した住宅の関係者が、「入居者同士がもめていて、刃物で刺された」と近くの交番に通報。
駆け付けた警察官が、その場にいた佐々木容疑者を逮捕しました。
佐々木容疑者は「被害者の男性の態度に腹が立ったので、殺そうとした」と話す
警察の取り調べに対し、佐々木容疑者は「被害者の男性の態度に腹が立ったので、殺そうとした」と容疑を認めているということです。
警察は、2人は何らかの理由で口論になり、事件に発展したとみています。
この2人を巡って、過去に入居者トラブルなどの相談歴は確認されていないということで、警察は佐々木容疑者の動機や事件のいきさつを詳しく調べています。