「アルバイトをしている場合か」男子高校生の相談を受けた54歳男性教諭が足蹴り 戒告の懲戒処分に「和やかな雰囲気のなかでの行為だった」北海道
2025年05月31日(土) 09時46分 更新

懲戒処分を発表した北海道教育委員会
北海道教育委員会は29日、帯広市の道立高校に勤務する54歳の男性教諭が男性生徒に足蹴りをしたとして戒告処分としました。
戒告の懲戒処分を受けたのは、北海道帯広市の道立高校に勤務する54歳の男性教諭です。
北海道教育委員会によりますと、男性教諭は2024年10月ごろ、校内で「アルバイトがしたい」と相談しに来た5人の生徒のうち、1人の男子生徒のすねを靴を履いた状態で蹴りました。
男性教諭は「成績が心配なのに、アルバイトをしている場合か」と言いながら、男子生徒を蹴ったということです。
男子生徒にけがはありませんでした。
校内の別の生徒が相談で暴行行為が発覚し、道教委は29日付で男性教諭を戒告処分としました。
男性は道教委の聞き取りに対し、「和やかな雰囲気のなかでの行為だった」と話しているということです。