【速報】北海道羅臼岳で遺体発見 クマに襲われた20代の男性か 道警のヘリが吊り上げて遺体収容
2025年08月14日(木) 12時48分 更新

北海道斜里町の羅臼岳で15日午後、1人の遺体が発見されました。
遺体はクマに襲われて安否不明となっている20代の男性とみられていて、警察が身元の確認を進めています。
男性がクマに襲われた羅臼岳の標高550メートル付近では、男性の名前のカードが入った財布や催涙スプレー、血の付いたシャツに加え、腕時計やキャップ、破れたズボン、靴、ザックなどが見つかっていました。羅臼岳登山口・15日
また、付近の樹木には血痕があり、引きずられたような形跡があったということです。
15日午後1時すぎには、親子グマ3頭が出没し、親グマ1頭がハンターによって駆除され、その後、午後1時半ごろに子グマ2頭も駆除されました。羅臼岳登山口・15日
駆除されたクマが男性を襲ったクマかどうかはわかっていません。羅臼岳登山口・15日
町によりますと、所持品が落ちていた現場付近で遺体が見つかったことから、遺体は安否がわからなくなっている男性とみられています。
羅臼岳がある知床半島は、2005年に世界自然遺産に登録されて以降、登山客がクマに襲われるのは初めてです。