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スピード違反で検挙された30代男性、処理後「帰っていいですよ」警察官が促すも無視、路肩に座り込み⇒反対車線に飛び出しはねられる 北海道喜茂別町

2025年08月10日(日) 09時15分 更新

当時の状況を調べている倶知安警察署
当時の状況を調べている倶知安警察署

9日夜、北海道喜茂別町の国道で、交通違反で警察に検挙された男性が、取り調べ後に別の車にはねられる事故がありました。男性は、頭にけがをし病院で手当てを受けています。

事故があったのは、喜茂別町川上の国道230号線です。

警察によりますと、9日午後5時ごろ、札幌方向に走行していた30代男性が速度超過で摘発され、パトカーで取り調べを受けました。

取り調べは午後5時15分頃には終わりましたが、男性は自分の車に戻らず、路肩のガードレールに座り込み、警察が「もう帰っていいですよ」などと車に戻るように促しても、明確な返事はしなかったということです。

当時、男性の車には男性の家族2人乗車していて、この家族も男性に声をかけていましたが、男性は車に戻りませんでした。

警察は、男性が現場にとどまっていたため、交通整理を行っていたところ、午後6時過ぎ、男性は突然、道路上に飛び出し反対車線側に横断し、走ってきた車にはねられました。

はねられた男性は、頭にけがをしましたが、病院に運ばれる際、意識があり会話は可能だったということです。

警察は、事故の詳しい状況を調べるとともに、取り締まりの後に男性が車に戻らなかった理由などを調べています。

北海道ニュース24