ニュース

Official Account

絶滅危惧種キタサンショウウオの個体数回復へ 生まれたばかりの赤ちゃんを展示『AOAO SAPPORO』で飼育展示後に野生に戻す予定

2025年05月27日(火) 18時18分 更新

札幌市内の水族館で、絶滅危惧種「キタサンショウウオ」の赤ちゃんの展示が27日から始まりました。



札幌中心部の都市型水族館「AOAO SAPPORO」で27日からお目見えしたのが、生まれたばかりのキタサンショウウオの赤ちゃんです。



・札幌からの客
「いやぁ~かわいいねえ」



キタサンショウウオは、北海道の釧路湿原周辺などの限られた場所に生息する絶滅危惧種です。

生息地の減少で個体数が減っていることから、キタサンショウウオを町の天然記念物に指定している北海道・標茶町とタッグを組み、保全活動を始めました。



・AOAO SAPPORO生物担当・安藤萌子さん
「なかなか野生のものを探しに行こうと思って見られるものでもない生物。ぜひ足を運んで、今の姿や、これからどうなっていくのかも楽しみに見てもらえたら」

キタサンショウウオの赤ちゃんは、約2か月水族館で飼育して野生に戻すということです。

北海道ニュース24