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踏切の遮断機が下りたままの状態で避難の妨げに…カムチャツカ半島巨大地震で津波警報発令の北海道森町 高台に逃げた住民は断機のバーを手で持ち上げ避難

2025年08月08日(金) 10時11分 更新

JR北海道本社
JR北海道本社

7月にカムチャツカ半島付近で起きた巨大地震で津波警報が出た北海道森町では、町内の3か所の踏切で遮断機が下りたままとなり、避難の妨げとなっていたことがわかりました。

JR北海道によりますと、森町内には合わせて31か所の踏切ありますが、避難指示が出た7月30日から31日朝にかけて、3か所の踏切で警報機が鳴り続け、遮断機のバーが下がったままの状態が続いていたということです。

遮断機が降りていた踏切の近くには、貨物列車が津波警報を受けて緊急停止していて、JR北海道は何らかの理由で踏切が作動していた可能性があるとみています。

森町によりますと、沿岸部から高台に逃げた住民は遮断機のバーを手で持ち上げたり、う回して遮断機が降りていない踏切を渡ったりしていて、町の担当者は「今後の対策をJRと協議していきたい」としています。

北海道ニュース24