胆振東部地震から7年 厚真町民が災害時に役立つ調理方法を学ぶ 新聞紙の食器やポリ袋利用したご飯の炊き方など
2025年09月05日(金) 10時58分 更新
胆振東部地震から9月6日で7年です。
大きな被害を受けた北海道厚真町で5日、災害の時に役立つ調理方法を学ぶ教室が開かれました。
この教室は災害の備えについて考えてもらおうと、厚真町観光協会が開きました。
教室には町民12人が参加し、ポリ袋を利用して鍋を汚さずにご飯を炊き、ツナカレーや野菜スープなどを作る方法を学びました。
また、カレーやスープを盛り付ける食器は新聞紙を使って作りました。
この方法だと、災害のときに食器洗いなどに使う水を減らすことができます。
参加者
「自分では考えられない方法だったので、すごく勉強になった」
主催した観光協会では、こうした技術の習得が日ごろの防災意識の向上につながればと話しています。