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北電苫東厚真発電所に侵入、パトロール中の警察が破壊された鍵を発見⇒防犯カメラから割り出したのは出入り業者の25歳男「工具を盗む目的」

2025年05月19日(月) 19時34分 更新

建造物侵入容疑で25歳の男を逮捕した苫小牧警察署
建造物侵入容疑で25歳の男を逮捕した苫小牧警察署

今月5日深夜、北海道厚真町にある北海道電力の火力発電所の敷地に無断で侵入したとして19日、25歳の男が逮捕されました。

建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む25歳の会社員の男です。

男は、今月5日午後10時15分から午後10時43分ごろまでの間、厚真町にある北海道電力苫東厚真発電所の敷地に正当な理由なく侵入した疑いがもたれています。

午後10時半ごろ、パトロール中の警察官が、門の鍵に壊された痕跡を見つけました。

警察は、付近を捜索しましたが不審者を見つけられず、その後防犯カメラの映像などから敷地に侵入する車を特定し、男を割り出しました。

そして裏付け捜査を進め、事件から2週間たった19日に、男を逮捕しました。

警察によりますと、男は発電所に日常的に出入りしていた業者の従業員で、取り調べに対し「間違いありません。工具を盗む目的で入りました」と容疑を認めているということです。

これまでに窃盗被害は確認されておらず、発電設備に影響はありません。

警察は、男が侵入を繰り返していなかったかなど、余罪の有無を調べています。

北海道ニュース24