父親が目を離したすきに転落か 釣りをしていた場所から約250m離れた貯水池で発見 4歳男児が死亡 北海道上富良野町・ベベルイ川
2025年05月12日(月) 18時30分 更新
11日午後、北海道上富良野町の川で父親らと釣りをしていた4歳の男の子が行方がわからなくなり、男の子はその後近くの貯水池で見つかり、死亡しました。
男の子は、父親が目を離したすきに転落したとみられています。
死亡したキャドバリー岳エドモンドちゃんは、11日午後3時40分ごろ上富良野町のベベルイ川で父親と兄と釣りをしていたところ、川の取水口付近に転落したとみられています。
村田峰史 記者
「こちらの取水口から貯水池に水を取り入れているのですが、流れはすごく速く感じます。」
父親と近くにいた男性作業員が、周囲を捜したところ岳エドモンドちゃんは、父親が釣りをしていた場所から約250メートル離れた水深約3メートルの貯水池で見つかり、病院で死亡が確認されました。
溺れたことによる窒息死でした。
近所の人
「うちの息子も小さいときに川で遊んでいて。最初はすごく浅かったが、少し先に進んだら深くなっていて、足も届かないくらい深いところもあるみたいで」
警察の調べに対し、父親は「さおを振っていた間に、子どもの姿が見えなくなった」などと話しているということです。
この日、岳エドモンドちゃんは、父親と兄との3人で釣りをしに現場を訪れていました。
また岳エドモンドちゃんは当時、ライフジャケットを身に着けていました。
警察が事故のいきさつを調べています。