【ヒグマSOS】北海道が市町村判断の『緊急銃猟』支援に約2900万円補正予算案に計上 鈴木直道知事「ヒグマ対策に万全を期す」
2025年09月03日(水) 19時09分 更新
クマの問題について考えるシリーズ「ヒグマSOS」です。
人の生活圏に出没したクマに、一定条件のもとで発砲できる「緊急銃猟」の制度が始まったことを受け、道は市町村支援の強化に乗り出します。
今月始まった「緊急銃猟」は、人の生活圏にクマが現れた場合「危害を防止する措置が緊急に必要」といった条件を満たせば、市町村の判断でクマに発砲することができます。
鈴木直道知事(3日)
「関係する道警、市町村などと緊密に連携を図りながら、ヒグマ対策に万全を期す」
道は9日開会の定例道議会に提出する補正予算案に、市町村による緊急銃猟を支援するため約2900万円を計上します。
市町村がハンターに支払う日当のほか、捕獲したクマの運搬や損害保険の費用などに充ててもらう考えです。
また、道と市長会、町村会は9月3日、小林史明環境副大臣に対しクマ対策に必要な財政支援などを要望しました。
※お詫び
3日午後7時に配信した記事のタイトルで、補正予算案に計上する金額に誤りがありました。
お詫びして訂正します。