北海道のニュース

「ママ怖かった」女児の体を触るなどした疑いの男性警察官「保護者に謝罪したい」と事実認める 当初は「わいせつ目的ではなく過失だった」と否定、女児の保護者「適切な捜査を」

2025年10月01日(水) 17時09分 更新

札幌市内のプールで小学校低学年の女の子の体を触るなどした疑いで男性警察官が道警の聴取を受けていることについて女の子の母親は「適切な捜査をして欲しい」と話しました。

聴取を受けているのは、北海道警察学校教官の40代の男性警察官です。

男性警察官が教官を務める北海道警察学校
9月6日、市内のプールで水泳教室に参加していた小学校低学年の女の子2人の尻や太ももなどを複数回触った疑いが持たれています。

女児が被害にあったプール
女の子は、水泳教室のコーチに被害を報告。コーチは、すぐに水中での行動を確認しました。

コーチ
「向こうから平泳ぎで来て、お子さんはこう、上向きの背泳ぎの状態で、で、こう泳いでて、完全に下からこう行ってる形で触ってた」

女児が参加していた水泳教室のコーチ
保護者も同席の上コーチが問いただすと、警察官は頭を下げて謝罪し「やましい気持ちがあった」と説明。





しかし、聴取が始まると一転、「ぶつかったもののわいせつ目的ではなく過失だった」と釈明しました。

女児の母親
「『ママ怖かったよ~』って言いながら号泣していた。(警察官)本人も謝罪した時に『誠心誠意自分にできることはなんでもやります』っていう風におっしゃってたんですけど、その方の誠意って何なんだろうって正直思います」

その後、男性警察官は聴取に対し、事実を認めて「保護者に謝罪したい」と話していることがわかりました。

女の子の母親は「性被害は今後の人生にも影響していくもの」と話します。

女児の母親
「『学校で今日思い出して怖くなった』とか夜寝る前に『怖い怖い』っていったりすることは何日かありました。(Q何を望む?)悪い事は悪いことなので立場とか関係なく(警察には)誠実な対応をしていただきたい」

道警は、当時の状況について慎重に捜査を進めています。

北海道ニュース24