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釧路湿原メガソーラー建設で「日本エコロジー」が“義務書類”提出せず 釧路市も気づかず「整合性が合うよう」偽装を黙認

2025年09月10日(水) 17時47分 更新

 北海道釧路湿原周辺でのメガソーラー建設を巡り、事業者が義務付けられた書類を4か月間提出せず、釧路市も、それに気づいていなかったことがわかりました。

大阪の「日本エコロジー」は、釧路市内で進めるメガソーラー建設で、3月末まで立ち木を伐採すると釧路市に届け出ていました。



森林法は、事業者に伐採後30日以内に報告書を提出するよう義務付けていますが、「日本エコロジー」は提出せず、釧路市も8月22日の市議の指摘まで気づきませんでした。



さらに釧路市は、日本エコロジーに「伐採の届け出と整合性が合うような形で」の提出を求め、日本エコロジーは4月30日付の報告書を8月提出し、釧路市も受理していました。





釧路市の担当者はHBCの取材に「もう少し丁寧な説明が必要だった。言葉足らずだった」とコメントしています。



北海道ニュース24