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「ギャンブルで使う金がほしかった」振込金120万円をだまし取った疑いで元経理担当社員を送検 約3億5000万円着服で懲戒解雇 北海道小樽市

2024年04月16日(火) 11時59分 更新

 北海道小樽市の元会社員が、勤務先から120万円をだましとった詐欺の疑いで逮捕された事件で、元会社員は「ギャンブルで使う金が欲しかった」と話していることがわかりました。

 会社側はおよそ3億5000万円の着服があったとしています。

 缶製造大手「ホッカンホールディングス」の子会社、「昭和製器」の元経理担当社員・堀井友二容疑者(47)は先月7日ごろ、上司が取引先に一括で振込しようとした際、自分名義の口座を紛れ込ませ、120万円をだまし取った詐欺の疑いで、16日、身柄を検察庁に送られました。

 調べに対し「競馬や競輪などのギャンブルで使う金がほしかった」と話し、容疑を認めているということです。

 会社は、堀井容疑者が2015年以降、およそ3億5000万円を私的に流用したとして、今月4日、堀井容疑者を懲戒解雇しました。

 警察が余罪を調べています。