自動車エンジン工場から約1250万円相当のレーザーマーカー2台を窃盗 売却記録などから元工場勤務の31歳男を逮捕 北海道苫小牧市
2025年06月03日(火) 08時33分 更新

2025年3月、北海道苫小牧市にある自動車のエンジン製造会社の工場から、レーザーマーカー2台を盗んだとして、この工場に勤務していた31歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市拓勇西町3丁目の無職、黒滝冬樹容疑者(31)です。
黒滝容疑者は、今年3月13日午後1時40分ごろから3月31日午前10時19分ごろまでの間、苫小牧市柏原の「いすゞエンジン製造北海道」の工場から、レーザーマーカー2台(時価合計約1250万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
4月14日、会社関係者から「工場からレーザーマーカーが盗まれた」という趣旨の相談が警察にあり、事件が発覚しました。
警察は捜査を経て、盗まれたレーザーマーカーが売却されていたことを確認。記録などから黒滝容疑者を特定したということです。
黒滝容疑者は犯行当時、この工場で勤めていて、警察の取り調べに対し「レーザーマーカー2台を盗んで売った」と容疑を認めているということです。
黒滝容疑者は今年2月から3月かけても、同じ工場からコンプレッサー7台を盗んだ容疑で逮捕されていて、警察は盗んだ手口や余罪の有無についても詳しく捜査を進めています。