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コロナ禍で途絶えたクルーズ船…英語ボランティア女子高校生が卒業前にメッセージ 北海道函館市

01月14日(木) 06時30分 更新

01月14日(木) 06時30分 更新 [今日ドキッ!で放送]

 シリーズでお伝えしている「今こそ、北海道」。クルーズ船で函館を訪れる外国人観光客を、英語でもてなしてきた高校生たちが、クルーズ船の人々との再会を願い、船会社との交流を続けています。

 「プリンセスクルーズの皆さん、あのとき高1、高2だった私たちも、卒業式までの登校日を数えるだけになりました」(高校生のメッセージ)

 函館に何度も寄港したクルーズ船の会社に、メッセージを送ったのは、函館の遺愛女子高校英語科の3年生です。遺愛女子高校は、2007年からクルーズ船で函館を訪れる外国人観光客をもてなすため、通訳ボランティアを続けています。

 「ラブリーだね」(クルーズ船の乗客)

 しかし、去年2月、この船会社が運航する「ダイヤモンド・プリンセス」で、新型コロナウイルスの大規模なクラスターが発生。生徒たちはすぐに乗客や乗務員に励ましのメッセージを送りました。

 「クラスターが発生したことで、部屋からも出られないので、いろんな人との交流ができなくなるので、乗客の方も苦しんでいるだろうなとすごく感じていました」(遺愛女子高校3年・三春紅華さん)

 生徒たちは語学研修で海外クルージングを経験したため、クルーズ船の乗客やスタッフの置かれた状況は、他人事には思えませんでした。その後、国内外で感染状況が深刻化し、今年度、クルーズ船が函館に寄港する計画は全て中止になりました。

 「もしかしたら来てくれるかなと思いながら、私たちもできる限りのことをしようと思っていたんですけど」(三春紅華さん)

 先月、活動ができないまま卒業が近づく3年生に、交流を続けてきた船会社からクリアファイルやボールペンが届きました。これまでの活動に対する感謝のプレゼントでした。

 「うれしかったです。すごく。客船ボランティアをやっていなくても、つながりは途切れないということを実感しました」(遺愛女子高校3年・三関未海さん)
 「次は来てもらうために、また私たちも函館のアピールの仕方だったり、函館について学びなおそうという意欲もできたので、行動していく必要があると感じました」(三春紅華さん)

 彼女たちが決意を込めて送ったお礼のメッセージです。

 「私たちはあきらめてはいません。いつか世界が元通りになり、プリンセスクルーズ社の船がたくさん函館、そして日本に戻ってきて世界中の人たちと日本の素晴らしさを共有できたらと思っています」(高校生のメッセージ)

 船会社からは、函館でまた会える日を心待ちにしているという返事が届きました。3年生たちは、後輩に思いを託しながら、函館での再会を待っています。

 「私たちはいつも、みなさんと一緒です」(高校生のメッセージ)


1月13日(水)「今日ドキッ!」午後5時台で放送

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