猛暑の北海道 帯広の予想最高気温は40℃ 見たこともない数字に帯広市民も警戒感 北海道内の広い範囲に熱中症警戒アラート発表
2025年07月24日(木) 12時55分 更新
24日も、北海道内は各地で気温が上がり、帯広の最高気温は40℃と予想されるなど危険な暑さになるおそれがあります。
熱中症に厳重な警戒が必要です。
24日の帯広市内です。
北海道内の午前11時までの最高気温は、佐呂間町で37.9℃、帯広で35.3℃を観測しています。
帯広市民
「昼間は家にずっと引きこもり。だから朝のうちに歩いているんです」
東京から
「北海道は涼しいと思って来たのに、こんな暑いときに来るとは思わなかった」
日中の予想最高気温は帯広で40℃、北見で38℃、札幌も35℃と広い範囲で猛烈な暑さとなりそうです。
気象台などは、熱中症の危険性が高くなるとして、十勝地方のほか、網走・北見・紋別など北海道内の広い範囲に、熱中症警戒アラートを発表しています。
◆堀内大輝アナウンサーが帯広市からリポート 24日の予想最高気温40℃
午前8時には、すでに30℃を超えていました帯広駅前です。
40℃という見たこともない数字に、市民の皆さんも警戒感を強めています。
最新の観測では、35℃ということですが、帯広駅前にある日なたに設置されたこちらの温度計は、すでに40℃を指しています。
カラっとしている分、本当に強烈な日差しの暑さ、それによって暖められたもわっとした空気で、気温が上昇しているのを感じます。
いま日傘を差していますが、これほど日傘の遮熱効果というのを感じたことはないです。
街ゆく人も、日陰を求めて、歩くときも、信号待ちもというようすが、あちらこちらで見られます。
24日朝、帯広市内のビート畑に行ったところ、暑さで、葉がしおれている畑もありました。
農家の人は「この暑さ、1日だけならいいが、続くと大きさや糖度など秋の収穫に影響しそうだ」と話していました。
24日は、予想最高気温が40℃ということで、命の危険もある暑さです。
万全に熱中症対策を心がけてください。