未明の空港にキャリーケースを持った外国人…在留資格が切れたままホテルなどに不法滞在判明 台湾籍の53歳男「認めます」
2025年07月23日(水) 21時27分 更新

出入国管理法違反容疑で台湾籍の53歳の男を逮捕した千歳警察署
在留資格の期限が過ぎていたにもかかわらず、不法に北海道千歳市などに滞在したとして23日、台湾籍の53歳の男が逮捕されました。
出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕されたのは、台湾籍の53歳の無職の男です。
男は在留資格の期限が7月14日までであったにもかかわらず、22日まで千歳市内のホテルなどに不法に滞在した疑いがもたれています。
警察によりますと、男は4月15日、羽田空港から観光目的で日本へ入国し、7月23日未明に新千歳空港の国際線の駐車場前にキャリーケースを持って1人でいたところを警察が発見。
警察は、男のパスポートを確認したところ、在留資格の期限が切れていることが判明し、その場で逮捕しました。
取り調べに対し、台湾籍の53歳の男は通訳を介して「本来の在留期間を越えて滞在していたことは認めます」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、不法滞在した理由や滞在先などを詳しく調べています。