相次ぐタイヤ脱落 1週間前にガソリンスタンドでタイヤ交換も「タイヤが30~40メートル転がった」ナットが外れたことが原因か
2025年05月19日(月) 22時23分 更新

5月16日、札幌市南区の国道上で軽乗用車のタイヤが脱落する事故がありました。
この事故によるけが人はいません。
事故があったのは、札幌市南区小金湯の国道230号線です。タイヤが脱落した軽乗用車(提供:北海道警察)
16日午後9時すぎ、帰宅のために定山渓から札幌中心部方向に走行中だった軽乗用車の左前タイヤ1本が脱落しました。
軽乗用車を運転していた50代男性から、「タイヤが30~40メートル転がった」という趣旨の通報が警察にありました。
タイヤ脱落の原因は、ナットが外れたことによる脱落とみられています。タイヤが脱落した軽乗用車(提供:北海道警察)
転がったタイヤは中央分離帯に衝突し、止まったということです。
この事故によるけが人はなく、ほかの車への被害などもありませんでした。
この車は事故から1週間前の5月9日に、ガソリンスタンドでタイヤ交換をしたばかりで、運転していた男性は、これまでにタイヤ付近の異音や車の異変は感じなかったということです。
警察はタイヤ交換後、走行中に異変を感じた場合はすぐに停車し、点検を行うことやタイヤの状態を定期的に確認するよう呼びかけています。