-30℃の世界って?清涼飲料水の砂糖の量は?世の中の「へぇ~」を子どもたちが体験 「口で言うよりも…」保護者も関心
2025年08月12日(火) 20時00分 更新

暑い日が続く夏休み。
そんな暑さを吹き飛ばすような世界を子どもたちが体験しました。
子どもたち
「凍るくらい寒い!まじで!」
子どもたちが体験しているのは、「マイナス30℃」の世界。
札幌市の12日の最高気温から約60℃低くなると、こんなことも起きます。
熊谷七海記者
「なんと30分ほどでカップ麺が固まってしまいました!寒い!」
これは、札幌市の道立消費生活センターで開かれた「夏休み親子教室」です。
「極寒」体験が行われたのは、普段は一般公開されていない「商品テスト室」で、まさに特別な体験でした。
参加した子ども
「ただただ寒いです」
「(もう一回入りたい?)入りたくない」
参加した子どもの保護者
「いまの時期、ちょうどいいんじゃないかと・」
小学3年生から6年生の子どもたちと、その保護者を対象に「暮らし」に関する知識を楽しく学んでもらおうと開かれたこの教室。
さらにこんな体験も。
北海道立消費生活センター教育啓発グループ・岡川洋平さん
「500ミリリットルの水を全部ビーカーに入れます」
みんな大好き「清涼飲料水」を作る体験です。
いつも飲んでいるものに、実際はどのくらいの砂糖が含まれているか感じてもらうものです。
熊谷七海記者
「500ミリリットルの清涼飲料水の中には、こちら50グラムもの砂糖が含まれています。このままだと甘すぎると思いますが…クエン酸を加えるとある変化が起きるそうなんです」
参加した子ども
「甘い味からしょっぱい味になった」
参加した子ども
「ああ!すっぱ!!」
クエン酸ですっぱくなった水。
ここに炭酸を加えると砂糖の量は変わりませんが、さらに飲みやすくなりました。
参加した姉弟
「不思議だなと思いました」
保護者
「子どもに甘いもの飲むんじゃないよって言っても言うことを聞かないので、口で言うよりも実際に体験してもらいたいなと思って」
大人も子どもも成長の夏になったようです。