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先端に粘着テープをつけた棒を使って、さい銭箱から金を盗もうと…「お金がなかった」窃盗未遂容疑で自称61歳の男を逮捕 北海道小清水町

2025年07月24日(木) 14時45分 更新

窃盗未遂の疑いで61歳の男を逮捕した斜里警察署
窃盗未遂の疑いで61歳の男を逮捕した斜里警察署

 北海道小清水町にある神社で、さい銭を盗もうとしたとして、自称61歳の男が逮捕されました。
男は、自分で細工した棒を使って、金を取ろうとしていたということです。

窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは、自称・山梨県の無職の自称61歳の男です。

この男は、23日午前0時すぎ、小清水町の小清水神社に設置されたさい銭箱から、現金を盗もうとした疑いが持たれています。

警察によりますと、男は、先端に粘着テープをつけて棒を使い、さい銭箱の中の金を取り出そうとしていたということです。

神社の宮司が、スマートフォンの防犯カメラのアプリに届いた通知に気づき、様子を見に行ったところ、現場から男が逃走。

すぐに「さい銭箱を物色している者がいる」と110番通報しました。

23日午後11時半ごろ、パトロール中の警察官が、斜里町内の道の駅のベンチで寝ていた男を発見。

服装などが一致したため、任意同行を求めたところ、事件への関与が認められたことから、男を逮捕しました。

無職の自称61歳の男は、警察の取り調べに対し「お金がなかった。盗もうとしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察によりますと、男は北海道内に滞在してしばらく経っているとみられていますが、身元や生活の実態は不明だということです。

北海道ニュース24