「水門に行って戻らない」釣り堀を経営する50代男性が行方不明 砂利の除去作業中に水難事故の可能性も 北海道日高町
2025年06月23日(月) 14時30分 更新

北海道日高町の川の水門で50代の男性が行方不明になっていて、警察などが捜索活動にあたっています。
行方がわからなくなっているのは、日高町で釣り堀を経営する50代の男性です。
22日午後7時すぎ、日高町千栄(ちさか)で「水門に行って戻らない」と男性の妻から警察に通報がありました。
警察によりますと、男性は釣り堀に水を引くための水門を点検するため、22日午後2時ごろに自宅を出たまま戻っていないということです。
警察と消防、役場の職員らあわせて約40人が現場周辺を捜索していますが、23日午後の時点でも男性は見つかっていません。
水門は「ペンケユクトラシナイ川」に設けられていて、この川は近くの「千呂露川」に合流し、男性が経営する釣り堀の水源となっています。
雨などで砂利が溜まると、釣り堀の生けすまで流れ込んでしまうおそれがあるため、男性は定期的に除去作業をしていたということです。
現場と思われる水門のそばには、男性の白い軽トラックが止められたままで、付近には砂利を取り除くためのものとみられる鉄の棒やクワが残されていました。
道警のダイバーやヘリコプターも出動し、捜索が続けられています。