旭川中学生いじめ自殺訴訟 旭川市が賠償責任認める方針 賠償額約1億1500万円については争う構え
2025年06月03日(火) 18時26分 更新
いじめを受けていた女子中学生が自殺し、遺族が北海道旭川市に損害賠償を求めている訴訟で、旭川市側が、賠償責任を認める方針であることがわかりました。
4年前、旭川で死亡した当時中学2年の廣瀬爽彩さん。
2024年、再調査委員会がいじめと自殺との因果関係を認めました。
これを受け、遺族側は「学校と市教委はいじめの認知を徹底して回避した」などとして、旭川市に約1億1500万円の損害賠償を求めて提訴しました。
関係者によりますと、旭川市側は、学校や市教委の賠償責任を認める一方、一部の事実関係や賠償金額については争う方針だということです。
第一回口頭弁論は、6日に旭川地裁で開かれます。