水道工事をめぐる贈収賄事件で市の元課長補佐ら3人起訴 最低制限価格を教える見返りに沖縄旅行代金など85万円負担 北海道美唄市
2025年05月03日(土) 12時41分 更新
北海道美唄市発注の水道工事をめぐる贈収賄事件で、札幌地検は2日市の元課長補佐と水道設備会社の社長らを起訴しました。
収賄の罪で起訴されたのは美唄市上下水道課の元課長補佐、本田強志被告(53)です。
本田被告は2021年からの3年間、市が発注する水道工事6件で、贈賄の罪で起訴された「サニー設備工業」の伊藤義則社長(66)と磯田諭取締役(51)に入札の最低制限価格を教える見返りに、沖縄旅行の代金や飲食代およそ85万円を負担させた罪に問われています。
元職員の起訴を受けて、美唄市の桜井恒市長は「信頼回復に全力で取り組んでまいります」とのコメントを発表しています。