国の重要文化財『ビビちゃん』って?新千歳空港の建設時に見つかった縄文遺跡 6年ぶりに公開
2025年06月06日(金) 15時37分 更新
北海道千歳市の埋蔵文化財センターで、6日から展示が始まったのは、カメなのか、鳥なのか、それともアザラシなのか。
国の重要文化財、動物型土製品の『ビビちゃん』です!
動物型土製品とは、縄文時代に祈りの道具などに使われた動物の形の土製品で、『ビビちゃん』は1976年、新千歳空港をつくる際に縄文遺跡の『美々4遺跡』から見つかったことにちなんで名付けられました。
普段はレプリカが展示されていて、実物が千歳市で見られるのは、なんと6年ぶりです。
「本物が見たい」という来場者からの声に応えて、重要文化財に指定された記念日の6日、展示が実現しました。
佐賀からの来場者
「(すばらしいのは)独創的なところですね。現代人が失った目線というか」
実物の『ビビちゃん』は6月13日まで展示されます。