北海道電力 泊原発3号機の審査書案了承 再稼働に向けた新規制基準の適合審査 事実上の「合格」 原子力規制委
2025年04月30日(水) 12時21分 更新
原子力規制委員会は、北海道電力の泊発電所の3号機が「新規制基準に適合している」として先ほど、再稼働に事実上の「合格」を発表しました。
原子力規制委員会 説明員
「敷地内については、いわゆる地震を起こすような断層はないと評価」
原子力規制委員会は、30日の会合で、泊原発3号機の再稼働について、「新規制基準に適合している」としました。
発電所の敷地にある11箇所の「断層」のうち、議論になった原子炉周辺の3箇所については、「震源として考慮する活断層ではない」と評価しました。
泊村の住民
「(大切なのは)『安全』だけだと思います。それで生活が豊かになるならいい」
「再稼働して(経済が)活性化して村も潤ってもらえればいい」
原子力規制委員会は今後、パブリックコメントを集め、正式な「設置変更許可」を出す見込みです。