網走刑務所の60代男性受刑者が病棟で死亡 数日前から体調不良で療養中 死因は不明
2025年07月30日(水) 20時35分 更新

網走刑務所は、29日、服役中の60代の男性受刑者が病棟で死亡したと発表しました。
網走刑務所によりますと、29日午前11時すぎ、60代の男性受刑者が病棟の単独室のベッドに上半身がもたれかかった状態になっていたのを、刑務官が発見しました。
男性受刑者は、問いかけにも応じず、意識不明の状態で、刑務官らが心臓マッサージなどの救命措置を行いましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死因はわかっていません。
男性受刑者は、以前から神経系と消化器系の症状に対する投薬治療を受けていましたが、数日前から体調不良を訴え、医師の診断を受け病棟で療養中でした。
男性受刑者は、直前まで、職員との会話などには応じていたということです。
網走刑務所の中村寛之所長は「当所の対応は適切なものであったと認識しています。今後とも被収容者の健康管理に万全を期すと共に、適切な医療の実施に努めて参りたい」とコメントしています。