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イギリスの大学で保管されていたアイヌ民族の遺骨、100年以上たって日本に返還「きちんと尊厳のある慰霊を」北海道白老町の慰霊施設に納骨

2025年05月03日(土) 17時33分 更新

イギリスの大学で保管されていたアイヌ民族の遺骨が日本側に返還され、3日北海道白老町にある慰霊施設に納められました。

返還されたアイヌ民族の遺骨は3体で、1913年にスコットランド出身の医師が母校であるイギリスのエディンバラ大学に寄贈し、100年以上にわたり保管されていました。





去年、日本政府が返還を請求し、3日新千歳空港に到着しました。



北海道アイヌ協会 大川勝 理事長
「われわれの同胞で先祖、日本に持ってきて、きちんと尊厳のある慰霊をしたい」



遺骨は午後、白老町の慰霊施設に納められ、隣接する施設では儀式も行われました。



海外から遺骨が返還されるのは、ドイツとオーストラリアに続き3例目です。

北海道ニュース24