「退職したいと考えていて…」部隊に戻らなかった21歳陸士長が減給の懲戒処分 陸上自衛隊旭川駐屯地
2025年09月09日(火) 12時32分 更新

懲戒処分を発表した陸上自衛隊旭川駐屯地
2024年10月、帰隊時間になっても部隊に戻らず、行方がわからなくなっていた21歳の陸士長が減給の懲戒処分となりました。
9月9日付で、減給1か月15分の1の懲戒処分を受けたのは、旭川駐屯地の第2通信大隊に所属する21歳の陸士長です。
陸上自衛隊旭川駐屯地によりますと、陸士長は、2024年10月2日に外出したあと、帰隊時間になっても戻らず、行方がわからなくなっていました。
携帯電話も繋がらず、連絡がつかなかったため、隊員らが捜索したところ、翌日の10月3日に隊員に保護されました。
帰隊しなかったことについて、陸士長は「退職したいと考えていて、部隊にいたくなかった」と話しています。
陸士長は、深く反省をしているということです。
第2通信大隊長の八木直幸2等陸佐は、「この度の事案を受け、今後は所属隊員に対する服務指導及び教育を徹底し、規律心の維持向上を図るとともに、再発防止に万全を期する所存です」とコメントしています。